COLD STEEL
ARC-ANGEL CARBON V
コールドスチール
アークエンジェル
カーボンV




コールドスチール アークエンジェル カーボンVナイフ?なぜナイフなのか?と感じる人がいる
と思う。私はナイフが好きだ。と言うとさらに引く
人がいるだろう。ナイフなんて今まで持った事も
ないし持ちたくもない人も大勢いる。
またナイフと聞くと危険やこわいと言ったマイナ
スイメージを連想する人も多い。
もちろん私はナイフが好きだけれどもこれを使
って強盗したり人を傷付けたり脅したりするつも
りなんて毛頭ないし何かを切り刻んだりする趣味
もない。そういった事が好きな人はおそらく切る
事自体や自分の欲求を満たすための道具とし
て利用したいだけでナイフ本体には何らの興味
を持っていないのだろう。だから刃物であれば何でもいいのではないだろうか?


しかし私は違う、ナイフにこだわっている。こだわっていると言ってもたいしてマニアでは
なくナイフをこよなく好きな方にとっては到底足元にも及ばない状態ではあるが、少しだけ
興味があると言い換えておこう。
周りの人には自分と同じ興味を持つ人はいないのでまず理解に苦しまれる。もしかしたら危
険な人の部類に入れられているのかも知れない。
ナイフに興味があると言ったら返ってくる質問が「ナイフを持ってなにをするの?」「何がい
いの?」と言われる。何がいいかは実は自分でもあまりよく解っていないがたぶん色々
楽しむ方法はあると思う。見てよし使ってもいい。持っていると割と実用的なものだ。





私は昔からアウトドアが好きで小さい頃からボーイスカウトに入っていた。ボーイスカウトも
やっていない人の先入観はまちまちで楽しそうなイメージがあったりちょっと変な集団と
思っている人もいる。自分は結構長い間ボーイスカウトをやっていたので言える事では
あるがどちらともとれる。今のボーイスカウトがどうか知らないが昔は訓練キャンプと
称してかなりしごかれた思い出がある。夜間ハイクで一晩中歩いたり、100キロハイクや
長期の移動キャンプなどをやった。今から考えればよくそんなメニューを思い付いたなと感
心する。その結果精神的にも肉体的にも鍛えられたのだが。


その時にナイフと出合った。たしか中学生位だったと思う。キャンプで先輩方が貸してくれ
た。まぁなんて便利なアイテムなんだ。木は削れるしロープは切れる。料理でも包丁の代わ
りになるし鶏もさばける(たまにボーイスカウトではキャンプで鶏を自分で解体し食べてい
た)。まさにキャンプではナイフは必需品でありなくてはならない物だった。
キャンプの回数は多いのでその時からナイフにはかなり興味を持ち始めていた。実際に
数本購入したと思う。




当時はまだ若かったのでナイフにかけるお金なんてほとんど持っていなかった。そのため
安いナイフしか手に入れられなかった。その時はできるだけ刃渡りの大きいナイフにこだ
わっていた。刃渡りが大きい方がインパクトがあり格好よかったからだ。
しかし刃渡りの大きいナイフはポケットに入らず革製のケースをベルトに通してそこに
イフ
を収納するが使い勝手が非常に悪い。大きいので細かい作業がしにくく大きいから
代わりになるかなと思ったがもともと
安いナイフなので強度が頼りない。ランボーVで主役が持っているナイフのレプリカを持っ
ていたが本当に観賞用どまりで切れるが実用性がまったくない。これほど大きければ
重心を刃先にもってきているの方が使い易い。
また大抵安いナイフの材質はステンレスだった。ステンレスはその辺に売っている包丁と
同じで錆びにくいというメリットがあるが
モリブデンや他の鋼材と比べるとそんなに切れない。ステンレスの性質なのか
わからないがものすごく鋭利に研ぐと極端に強度が落ちてすぐに刃こぼれしてしまう。



コールドスチール アークエンジェル カーボンVそんな中何かいいナイフはないかと探しあぐね
た末にたどり着いたのがこのコールドスチール
社製のアークエンジェルというカーボンVブレ
ードのバタフライナイフである。
自分の中でバカ大きい刃のナイフへの流行が
薄らいだ頃、手軽にしかも実用的に使い易いナ
イフとしてバタフライナイフは1本持っていた。
それは柄の部分が真ちゅうでできており刃の材
質はステンレスで切れ味に限界があった。その
レベルアップとしてこのコールドスチール
ークエンジェル
を購入した。バタフライナイフ
は数年前の悲惨な事件をきっかけにいろいろ禁
止されている物なのであまり売ってない。しかもバタフライナイフの中でもコールドスチー
社のバタフライナイフを扱っているところはさらに少なくてしかも高額。やっとの思いで
手にいれたアイテムである。



刃を出した時の全長が25.5センチでたたんでいる状態でも14.5センチある。バタフラ
イナイフ
の中では大型で柄がだんだん太くなるデザインになっている。力を入れて作業して
も頼りなさを感じない大きさである。また大きいナイフと違いポケットにおさまるし手軽に開
けられる。暇な時で誰も見ていない時はカチャカチャアクションできて暇つぶしになる。まさ
シティナイフという言い方があっている。
以前に持っていた真ちゅう製のバタフライナイフは柄はフラットで真っ直ぐになっていてそ
の方がスタイリッシュで好きだった。バタフライナイフのほとんどがこの柄がだんだん太く
なるデザインである。その方が持ちやすくカチャカチャ片手で刃を出したり戻したりする時に
振り易いのかも知れない。
アークエンジェルの柄はチタン製で強く軽い。大きい割りに重量が127グラムと軽く、見
た目と持った時の重量のギャップがある。アメリカ製は雑いと先入観を持っていたがバタフ
ライナイフ
では重要な留めネジ部分は特殊な工具でしか緩められないようになっていて非
常に頑丈な作りである。バタフライナイフのアクションに入る前に外す留め金具もチタン
でアクション中に挟まないようにできている。(留め金具を外す時はかなり固くて力がいる
バタフライナイフをカチャカチャした事がない人はわからないと思うが留め金具がついて
いない方の柄を持っている限りどんだけ振り回しても自分の手は切らないようになっている

コールドスチール アークエンジェル カーボンVその安全な柄の方にズボンのポケットなどに挟めるように金具が付い
ているがこれも固くて挟めない。


肝心の刃の方はカーボンVという材質である。これはコールドスチー
社が開発した素材らしい。この素材の刃は抜群の切れ味を持続し
適度なやわらかさがあるということだ。
刃を万力で固定し横から力を加え湾曲させた状態で数時間ほっておいても折れずに元に戻
るらしい。コールドスチールの宣伝文句に1.箱から出した状態で腕の産毛が剃れる。
2.車のボンネットに串刺しできてしかも刃こぼれ無し3.固い物を切った後でも産毛がそれ
るほど切れ味は持続する。というのがあった。
宣伝文を検証してみると、まず産毛が剃れるのはどの刃物でも剃れる。その辺に売ってる
数千円のナイフでも買った当初は腕の産毛が剃れる状態だ。自分でステンレス製のナイフ
を研いで産毛が剃れるぐらいにするのは簡単であ。、ナイフを研いで切れるように
なったかを調べるのには指の爪の甲に刃を立てて軽く刃を上下に動かす。軽く動かした
だけで爪の一部が削れれば切れるようになっているとか、刃に自分の指の指紋を当てて
横にずらして指紋がよく引っ掛かれば切れるようになっているとか、腕の産毛を剃ってみて
剃れるようであれば切れるようになっているとかで見るので箱から出した状態で産毛が剃
れるのはたいした事ではない。
次に車のボンネットに串刺しはパフォーマンスとしては大きくてインパクトがあるがこれはた
ぶんどのナイフでも可能と思う。ボンネットはやわらかくできていて、手で押えただけで簡単
にベコベコ言う。ナイフで勢いをつけて串刺しにするのは
一点集中で力を加えるので簡単に穴があくだろう。現にアルミ缶はもちろんスチール缶にも
安いステンレスのナイフで串刺しは可能であるし刃こぼれもしない。
最後に固い物、例えば木材などを切り刻んでも切れ味が持続するというのはなかなかいい
と思う。この辺が他のナイフとの違いだと思う。また万力で固定して湾曲させるといのも恐く
て実験できないが本当であればすごいと思う。たぶん横からの力はステンレスの刃は弱く
簡単に折れてしまうだろう。
以上の事を総合評価すると外観のチタンの色あいやカーボンVという鋼材のよさを考えれ
ばこのコールドスチール社製のアークエンジェルというバタフライナイフはまさに
高級バタフライナイフ
であると思う。(価格も3万円台とけっこうする)




アークエンジェルにはいくつか種類があり刃の付き方が違う。ブレード自体の形状に
それほど変化はなく槍のような形をしているがブレードのみねに当る部分が途中から細く
なっているタイプやなっていないタイプ、また両刃アークエンジェルもある。
両刃のアークエンジェルは珍しくて一瞬買おうと思ったがよく考えてみれば危なくてしょう
がない。アクションをするとかならず刃が指にあたって切れてしまう。また力のいる作業に
はみねの部分を指で押えられない。これはダメだと思い片刃のアークエンジェルにした。

購入するとDVDビデオが付いてきた。ケースを開けるとご丁寧に2枚のDVDが入っていて
見てみるとコールドスチール社製のナイフはこれほど強度がありすごいんだという事を
見せ付けるためにアメリカ的パフォーマンスで披露していた。
具体的にはコールドスチール社のナイフを1つ1つ変えながらそれぞれ電話帳切断、ボン
ネット刺し、コンパネ板刺し、肉ブロック刺し、万力固定で湾曲などを披露。折りたためるナ
イフは開いた上体で人がぶら下がり頑丈さをアピール。コールドスチール社ではトマホー
ク(手斧)などを販売していてそれらで木造住宅の壁を壊したり車を破壊したりしていた。一
度見たら捨てたくなった。
もう一枚のDVDでは世界の刀剣の切れ味をまたまた同じやり方で実験していた。その中で
は日本刀のやわらかさには驚いた。日本刀も万力固定をやっていたが45度以上曲げても
折れなかった。(感動したのはそこだけ)





追記:実際使ってみて思った事はちょっと使用して刃が汚れたので水道水で洗って近くに
あったキッチンで使用するスポンジ(やわらかい部分とその裏に硬い部分があるよくある
スポンジ)の硬い部分で刃をごしごしやってみるとおもいっきり傷がついた。割と柔らかい
ようだ。ステンレスの安物ナイフよりも文化包丁よりも傷がつきやすい。
また植物をカットしてしばらく車の中に置いておいたら錆びてしまった!なんという事だ!
ビデオで実演してたハードさよりもブレードは極端にデリケートな手入れが必要だ。
切れ味はなかなか衰えないがこれだけブレードが錆びやすく傷つきやすいのならなかなか
キャンプ等でのハードな使用は難しいだろう。
カットしていちいち拭かなくてはならない。



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