第５世代ipod５Ｇ
MA002J/A
アイポッド ビデオ
パソコンでファイル共有ソフトがこれほど
表立って取り出される前、知る人ぞ知る某ファイ
ル共有ソフトが爆発的に流行った頃、私も例外
なくはまってしまいせっせと音楽ファイルなんか
を収集してた頃があった。
その時にふと耳にしたのがＭＰ３プレイヤーの
存在だった。それほどパソコンは詳しくなく、そ
れがどんな物なのかもおぼろげにしかわからな
かったがなんでも数千曲入れる事ができてＣＤ
の入れ替えなんかが不要だという。
当時せっせとためた音楽ファイルは
ＣＤーＲに焼いて車で聴くぐらいであったので違う音
楽の聴き方を模索してた頃だった。ある日一つ疑問が生まれた。
ＭＰ３プレイヤーに数千曲入るというがはたして自分が生まれてから今までの間に耳に残
っている曲は何曲なんだろう？某ファイル共有ソフトもあり自分の欲望のおもむくままに音
楽ファイルを収集できる環境にあったので一度チャレンジしようと思った。しかしＭＰ３プレ
イヤーの代表であるipodは高額でとても買う気になれない。
という事で購入したのがＴＯＳＨＩＢＡ製のギガビートＭＥＧ２００Ｊという物だった。しかも
中古。どうせ買うなら容量の大きいのがいいと２０ギガを手に入れた。２０ギガというと曲
にして５０００曲！生まれてから今までの間に耳に残っている曲、口ずさめるのからあっ聞
いた事ある！という曲まで入れても５０００曲はいかないだろうと思った。たしかにいかなか
った。と思う。
当時このギガビートは私にとっては画期的な代物だった。
厚さ１．３センチ、７×９センチ程度の大きさにこの曲数はすごいと
思った。付属のソフトをパソコンにインストールしてドロップとドラッグ
を繰り返してギガビートに入れていくもので中古でも１５０００円位し
たと思う。２０ギガの容量は夜寝る前なんかにせっせと入れて半年が
かりであと残り２００メガぐらいまでため込んだ。
しかし使っていてわかった事がある。入れる曲が数千曲となると同じ曲がかぶってるかどう
か訳がわからなくなってくる。今は分かりやすいようにフォルダを分けているのだがフォル
ダを分けていれば分けているほど曲がかぶってる可能性が出てくる。もともとずぼらなので
どのアーティストをどのフォルダに入れたか、もしくはそのアーティスト自体全く入れてな
いかすらわからなくなった。またＭＰ３ファイルをギガビートに入れる際に違う拡張子にな
るらしくギガビートの中はＭＰ３ファイルではなくなってしまう。だから一度ギガビートに入
れた曲は中から取り出しても聞けない状況になってしまってる。これは難儀！
さらに音楽ファイルはファイルごとに音量に差があり聞いているといきなり音が上がったり
する。ipodはＭＰ３ファイルとして認識するらしいと後でわかった時はやっぱりアイポッド
の方がよかったかもと考えたがまぁ使ってる分には問題ないしまたipodを買っても初めか
ら音楽ファイルを入れるのは非常にめんどくさいのでとりあえずギガビートで満足する事
にした。
しばらくして旅行に行く事が決定した。滅多にいかない旅行なので準備万端で行こうと考え
たが気になる事はデジカメ写真である。デジカメ写真の容量がいっぱいになったらどうする
か？なんて事を悩んでしまった。
メモリーカードを大量に買うか？パソコンを持って行って都度転送するか？いろいろ悩んだ
がメモリーを大量に買うのもその時だけの事だしもったいない気がする。パソコンを持って
いくにも大変だ。
いろいろ調べてみたら出先で写真ファイルを転送できるハードディスクがあるのを発見した
。しかし値段が数万円したので写真転送だけのために買うのは少々抵抗がある。他にない
かと考えた挙句候補に上がったのがipodとPSPである。
しかしよく調べてみるとＰＳＰはパソコンから転送された写真やメモリースティック内の写真
は持ち歩けるようだがあいにくフジフィルムのデジカメなのでＸＤピクチャーカードのため無
理である。最後に残ったのはipodだった。
ipodは出先でもデジカメからアイポッドに転送できるし最近のアイポッドは音楽、写真、
ラジオ、ビデオ、スケジュール、時計、アドレスなんかを持ち歩けるようなので写真を転
送するだけのハードディスクとは違い他の用途でも使えるのでＭＰ３プレイヤーはギガビ
ートを持っていたが買ってしまった。
購入して思ったがやはりipodはいい！まず手触
りやデザインが良かった。買って傷を付けたくな
かったので速攻ケースを購入してガードした。
画面もカラーでしかも大きく綺麗だ。スペックと
か詳しい事は素人なのでわからないがファイル
共有ソフトで手に入れたＰＶもインターネットで
手に入るフリーソフトの携帯動画変換君なるも
のを使えば問題なくipodに転送される。強度も
多少の震動等は問題なさそうだ。
音楽の入手は今ではファイル共有ソフトも下火で利用者が少ないせいかあまりファイルが
出ていないのでレンタルするかまたはipodと一緒についてきたitunesの中にあるミュー
ジックストアで曲を購入する方法がある。
しかしミュージックストアでは１曲１５０円〜２００円がほとんどでこれは高いと思う。アル
バムに至っては１０００円以上するものが多い。レンタル店でシングルを借りれば１００円
〜であるしアルバムも数百円で借りれる。
もったいない！っと思ったがよく考えてみればミュージックストアで買った方が非常に利便
性がある。クレジットカード決済で欲しい曲は数秒でアイポッドに入る。アルバムもアルバ
ム内の曲をピックアップして買えるのでいらない曲は省ける。でも試聴はできないのでどこ
かで曲名を覚える必要がある。
１つ１つにレビューが書き込んであるがいろんな人がいるので割りと信用できるものでもな
い。ミュージックストアで購入した曲は回数に制限はあるが他のパソコンで聞けたりＣＤー
Ｒに焼いたりも可能だ。
レンタル店に足を運んで欲しい曲がなかったりＣＣＣＤでパソコンに取り込む事ができなか
ったなんて労力を考えればある意味いいかも知れない。
他の機能はどうだろう。時計機能は携帯や腕時計があるから使わないしスケジュールも
ウインドウズのoutlookの予定を入れれるようだがoutlook自体使ってないのでいらないし
アドレスもウインドウズのアドレスを使用してないし持ち歩くのも落とした時に恐いので使わ
ない。ラジオも聞かないので結局使う機能は写真と音楽とビデオぐらいしかない。
また最大の難点はipod上で音楽ファイルを削除できない！ギガビートなら聞いていてこの
曲はいらないと思ったら直感的に削除できるがアイポッドはそれができない。
だから３０ギガもあるのだからと片っ端から入れておいて聞いた時に気に入らない曲を削
除はできないので曲名を覚えておいてパソコンに繋いだ時にitunesから削除するしかない
のである。
またipodは周辺機器が非常にたくさん出ていてipodの着せ替えやアクセサリーを楽しむ
事もできるが個々の値段が割りと高い。ipod自体を買った時に最初についてくるのは
itunesのＣＤとパソコンに繋ぐＵＳＢケーブル、イヤホンのみ。本体の充電はパソコンと繋
いだ時に充電される仕組みなので別にＡＣアダプターを買わなければ常に充電はパソコン
に繋ぐ羽目になる。
ipodを購入した人は絶対それのみでは使用しつづける人はいないだろう。必ず周辺機器
を求めると思う。
追記：itunesにて試聴ができた。曲をダブルクリックするだけでその曲の数秒を聞けること
ができた。
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